火事よ、早く起きなさーい!

カテゴリー: ほっこりする話
http://omoshiroi-hanashi.com/hokkori/123.html

私が中学生になった頃の話です。
入学にあわせて新しい家に移り、双子の姉とそれぞれの部屋を与えて貰いました。
翌日は休日で、初めて一人部屋での就寝という事もあり、少し夜更かしをしました。
朝、遠くから母の声が聞こえます。
「・・・・じよ、早く起きなさい。」
まどろみの中、また母の声が聞こえました。

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「火事よ、早く起きなさーい!」

え!?

そこからの記憶は曖昧で、何をどうしたのか。
気付いた時には、学生カバン片手に息を切らしてリビングに立っていました。
朝食の準備をしていた両親が、ポカンとこちらを見ています。
ふと隣に目を移すと、同じく息を切らした姉が立っていて、その手にはシッカリ学生カバンが握られていました。

どうやら私達は、母が言った「九時よ」を「火事よ」と聞き違えたようでしたw
部屋が分かれても同じ行動をする私達を見て、両親は涙を流して笑っていました。
私達も「なんで、学生カバンなん?」と大笑いしました。

みんなの反応

1:エース:2013/09/05 8:08:52

母親の滑舌なのか、姉妹の耳の問題なのか、似たもの家族で幸せそうだwww

2:フランドール:2013/10/20 1:27:00

さっすが双子

3:おもしろい名無し:2013/11/14 22:01:29

ほのぼのしてますね

4:スタビライザー:2015/05/07 19:54:33

゚+.*サッスガァ━━━d(≧U≦●)━━━★*.+゚

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