俺と部長の思い出の一本のタバコ

カテゴリー: いい話
http://omoshiroi-hanashi.com/ii/2118.html

83:番組の途中ですが名無しです:2006/08/09(水) 01:30:43 ID:1QAlKNBb0

そのときの部長はすっごく冷たくて、いつもインテリ独特のオーラを張り巡らせてる人だった。
飲みに誘っても来ることは無いし、忘年会なんかでも一人で淡々と飲むようなタイプで、
良く怒られていたこともあって俺はすごく苦手だった。

スポンサードリンク

ある日のこと、部長の解雇を伝える社内メールが全員に届いた。
あのむかつく部長が居なくなる!!心の中でガッツポーズしたのは俺だけじゃなかったはずだ。

それから1週間後、部長の最後の出勤日。
退社のセレモニーが終わるとみんなそそくさと帰って行ったが
部長と俺だけは居残って仕事を片付けていた。

送別会の開催も自ら断った部長を苦々しく思っていると、珍しく専務から呼び出された。
しぶしぶ専務室に行くと、課長と専務が待ち構えていた。
俺はそこで始めて課長から「部長解雇の真相」を聞いた。

原因は俺だった。俺のミスの責任を全て部長がかぶってくれたらしい。
話を聞いてたまらなくなった俺は急いで部署に戻ったが、部長の姿はすでに無かった。
ふと自分の机の上を見ると、封の開いた買い置きのタバコ。すでに一本無くなってる。
横に添えられたメモにはこう書いてあった。

「これぐらいはいただいても良いはずだ」

俺にとっては無くなったその一本が、思い出の一本です。

みんなの反応

1:おもしろい名無し:2013/10/13 21:36:51

お前………………

2:ワン◆RjzAYM9j3T:2014/08/10 20:36:17

なんじゃ?

3:黒羽◆RjzYxMchpH:2014/10/11 13:26:48

お前だったのか。
部長かっけぇなー、こうなりたい。

4:スタビライザー:2015/05/17 16:33:56

5:面白い名無し:2017/01/30 4:15:33

かっこいい人やなー

コメントフォーム

要望があったのでコメント欄にトリップ機能をつけてみました。詳細はこちら

お名前
コメント

おすすめ記事(外部サイト)