初めての結婚記念日の日、まさかの残業だった

カテゴリー: いい話
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入社4年目で初めての結婚記念日の日に、社内でトラブルが発生した。
下手したら全員、会社に泊まりになるかも知れないという修羅場だった。

なので「結婚記念日なので帰らしてください」とは絶対に言えなかった。
5時を回った頃、T課長が俺を呼びつけ、封筒を渡して、「これをK物産に届けろ」と言ってきた。

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K物産は、隣の県にある得意先で、今から車で出ても8時までに着けるかどうかすら分からない。
「届けたら直帰していいから」と言うが、直帰も何も、K物産に届けて家まで帰ったらきっと11時は過ぎるだろう。

文句を言いたかったが「わかりました」と言って封筒を預かった。
中身を見ようとすると「中身は車の中で見ろ。さっさと行け!」とつれないT課長。

不満たらたらの声で「行ってきます」というと、課内の同情の目に送られて駐車場へ向かった。
車に乗り込み、封筒を開けると、一枚の紙切れが。
「結婚記念日おめでとう。今日はこのまま帰りなさい」と書かれていた。
会社に入って初めて泣いた。

その翌年、T課長は実家の家業を継ぐために退社した。
送別会の席でお礼を言ったら「そんなことあったか?」と空とぼけていた。
T課長、お元気でおられるだろうか。

みんなの反応

1:おもしろい名無し:2013/10/13 21:49:38

いい人だ。
かっこイィーーーーーーーーーー

2:面白い名無し:2013/12/01 16:22:13

かっこいい!

3:面白い名無し:2013/12/01 19:35:53

泣ける

4:面白い名無し:2017/01/30 4:16:54

俺も大人になったらこうゆうことできる上司になりたい
まあもう大人だけど

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