雪捨て場で発見された男の子の長靴
北海道の大雪がらみの怖い話って結構あるらしい。
俺が聞いたのは、札幌郊外にあるとある町の話・・・
内地(道産子は本州のことをこう呼ぶ)の人はピンとこないと思うんだけど、北海道の除雪ってのは、基本的に市街地の雪を郊外の川辺や山のほうにある雪捨て場ってトコにトラックで雪を集めるって作業になるのね。
どのくらい集まるかって言うとホント夏まで地面が出てこないくらいのでっかい山が出来上がっちゃうほど。
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んで、冬場に行方不明になった人とかがその雪山から出てきたりすることも結構あるみたい。
で、12月くらいだったかなあ、大雪の日に6歳くらいの男の子が行方不明になっちゃって、当時は誘拐説とか色々噂になったりもしたんだけど、結局見つからなかった。
もしかしたら除雪車に巻き込まれたんじゃないかって子供の母親が一生懸命探したんだけど、なんせ数百メートルにもなる大きな雪山で、冬の間中そこには毎日のように雪が溜まって行くもんだから探しきれなくって。
んで5月くらいだったかなあ、あきらめきれない母親がその頃よりはかなり小さくなった雪山でその子供を探してたら・・・見つかったんですよ、その子の名前の入った黄色い長靴が。
ただ、その長靴を拾い上げてみて母親は叫び声を上げたそうです。
なぜなら・・長靴が空ではなかったから・・・
その男の子の足首以外の部分はその雪山から見つからなかったそうで、それ以来夏場だというのに毛糸の帽子を被った男の子がその雪山で無くなった片方の長靴を探してるのを見た。という人が後をたたないそうです・・・
みんなの反応
2:面白い名無し:2015/06/02 19:15:25
その長靴を見つけた母親はどんなに悲しかったろう…涙でるわ
3:面白い名無し:2016/07/11 15:36:37
ひえぇ
空じゃなかったって所がマジで怖い
要望があったのでコメント欄にトリップ機能をつけてみました。詳細はこちら。
1:おもしろい名無し:2013/11/03 17:03:22
沖縄じゃ北海道も内地って呼ばれてるよ