サイゼリヤと俺の戦いの話を聞いてくれ

青文字⇒掲示板主(ID:gWWkomtX0さん)の発言

黒文字⇒掲示板を見ている人の発言

『>>○○』は○○番の発言に対する返答


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:07:26.74 ID:gWWkomtX0


長くなる。
今夜は冷えるだろうから、温かいものでも飲みながら聞いてくれ。

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:08:10.50 ID:AIh5CFOi0


さあ、はなせ

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:10:33.46 ID:gWWkomtX0


はじめるよ。

今日は、俺にとって、伝統の戦いの最終節だ。
そう、イタリアンレストラン・早業のサイゼリヤとの最終決戦の日である。

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:11:24.44 ID:gWWkomtX0


サイゼリヤは、提供が異常なまでに早く、料理の値段も安いことで有名なレストランである。
その中で、サラダとパスタを同時にオーダーし、パスタが来る前にサラダが食べきれるかという
激しい戦いが今日終わりを迎えるのである。

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:12:26.14 ID:gWWkomtX0


思えば、初戦はボロ負けだった。
教習所の帰りに偶然見つけたサイゼリヤに入った俺は、サラダとパスタを頼んだ。
すると、サイゼリヤ側は俺がセルフサービスの水を汲みに行く間に、
サラダを持って来るという離れ技で俺を圧倒した。
当然、スタートに出遅れた俺は、次のパスタが来るまでにサラダを平らげることは敵わなかった。

まさに惨敗である。

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:14:17.47 ID:gWWkomtX0


それ以来、 俺は、サイゼリヤと死闘を繰り広げてきた。

戦いの基本は、店が空いているか混んでいるか、
また、店員の提供技術が高いか低いかを見極めることである。

それゆえ、新しいバイトの子が入っているのを見て勝利を確信したり、
満員の客席をみてガッツポーズをしたり、 あるいは、反対に全く客のいない時間帯に入ってしまって
失意のうちに敗北したり、愛川さん、大場さんといった超強力なメンバー構成により大敗北を喫したり
(俺を勝たせないよう、サイゼリヤ側が意識して布陣を敷いたのだと今も思っている)ということもあった。

そして、今日が、その戦いのフィナーレで、両者が5勝5敗で迎える第11戦なのである。

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:14:40.86 ID:njrYCLGAO


お前みたいな馬鹿野郎は嫌いじゃないぜ

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:18:22.62 ID:gWWkomtX0


>>17
ありがとう。

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:16:09.49 ID:gWWkomtX0


振り返り終えると、俺は店内を観察した。客はまばらに座り、
混んでいるとも空いているとも言い難い状況である。

普段なら、勝ちを予想できる日であったが、問題は、最強の従業員、大場・愛川ペアを
サイゼリヤ側が用意していることであった。これでは、勝負は五分と五分、いや、それどころか
負けてしまう可能性が出てきた。

さすがにサイゼリヤもこの最終戦の重みを承知しているようだ。

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:17:36.72 ID:Lc+JelNF0


お前みたいなやつVIPでみなくなったな…

続けてくれ

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:19:16.72 ID:gWWkomtX0


少し怖気付いてしまった俺は、弱気になるといつも行なっている自己暗示をかけることにした。

「サイゼリヤは、イタリアンレストラン。俺は日本人。これはいわば、国際大会で、
日本とイタリアが戦うようなもの。そして、ここは日本。

完全ホームのフィールド(日本で戦っているから)と観衆(周りの日本人客)。勝てる、これは勝てるぞ!」

今一度気合を入れなおした俺は、ついにオーダーすることを決意する。

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:20:07.82 ID:wc+UPnh+0


そういう馬鹿なことすんの楽しいよな

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:21:15.87 ID:gWWkomtX0


今日は、シェフサラダ(サイゼリヤドレッシング)とトマトクリームスパゲティを食べる予定だ。
ちなみにシェフサラダは、一番勝てる(食べやすい)という今までの研究結果から選んだ。

勢い良く呼び出しボタンを押す。

…しかし、なかなか店員がやって来ない。もしや、今日は愛川・大場ペアは不調か?
相手の不調を察し、俺は歓喜した。
間違いなくこれなら勝てる!

そんなことを考えていると大場さんがやってきた。

いかにも申し訳なさそうな表情を浮かべていたが、俺が怒るはずもない。

むしろ、俺は、余裕の笑みを浮かべ、先ほどまで考えていたオーダーを得意げに注文した。

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:22:49.04 ID:mRvdYmBx0


初っ端から熱いな

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:22:54.69 ID:gWWkomtX0


オーダーを注文すると、俺は自分が浮かれていることに気づく。
この最終戦は気の抜けない一戦であり、もしかしたら、これが、俺を油断させるための愛川・大場ペアの作戦なのかもしれないのだ。

こんなことで、やすやすと引導を渡されたのでは、
ここまでの激戦を経験して来た俺のメンツは丸潰れである。

俺は、負けられないということを自分の胸に刻み直し、気を引き締めた。

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:25:28.05 ID:gWWkomtX0


冷静になった俺は最終戦のために残しておいた作戦を発動した。

「セルフサービスの水をもらいに行かない作戦」である。

だが、これは、自分にもデメリットを伴う。
喉が乾いていても、水が飲めないという点である。
あの水分を奪うドレッシングの攻撃をかわしつつ、サラダを完食しなければならないのだ。

オーダーの前に水を取りに行くというのも、考えたが、それはこの戦いのルールに反する。
オーダーをしてからが勝負の始まりなのだ。

これは恐らく愛川・大場ペアも予想していなかっただろう。

これまで俺はこのような戦いを予想し、毎回のように水を取りに行っていた。
そんな俺が初めて水を取りに行かなかったのだから。

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:25:59.65 ID:9tOwW/710


これはなかなか

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:26:42.71 ID:SwBben/QO


サイゼリヤ店員だがシェフサラダとイカスミスパゲティ(あればフレッシュトマトスパゲティ)の組み合わせが多分一番勝ちやすい

イカスミスパゲティは作るのが少し面倒だからな
ちなみに地雷はペペロンチーノ。スパゲティ系じゃ最速でできる

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/04(日) 21:26:53.63 ID:ibNoAs0X0


さ あ 、 も り あ が っ
                  て
                     ま
                       い
                         り
                          ま
                           し
                           た

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