'."\n" ?> ゲーセンで出会った不思議な子の話 その5:長編の話

ゲーセンで出会った不思議な子の話 その5


その4

628 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:02:12.84 ID:x9+/iUde0

電車までひとしきり時間があったので俺はその後、プラネタリウム行く?とかどっか美術館行く?とか聞いた。
けど彼女の答えは違った。

彼女「1時間だけカラオケに行きたい」
俺「ああいいねーそれ。座ってると負担もすくないもんね。」

カラオケに行くと、どんな感じになるんだろうと思ったけど、彼女のレパートリーは実に豊富だった。
お互い真剣に歌うというよりふざけてばかりだった。

二人してテニミュを空耳で歌ったり、盛り上がる曲で合いの手を入れあったりして、はしゃぎ倒した。
彼女は疲れちゃうんじゃないかって、心配になるくらいだった。

630 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:05:56.65 ID:x9+/iUde0

楽しい時間なんてあっという間なもんで、電車の時間が迫った。
カラオケでクーポンみたいなものをもらった。
マックでもクーポンみたいのをもらった。
そういうものをもらう度、俺は「次があるのかな…」と一人で思った。

632 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 20:08:00.51 ID:iBjEHxqbi

これは悲しい

636 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:10:30.84 ID:x9+/iUde0

電車、特急列車。
俺の地元にむかう電車だった。
俺の地元までは特急で2時間くらいだった。

彼女「わーなんか旅って気がしてきました!」
俺「楽しいよねー」
彼女はそそくさと売店に向かった。
そしてじゃがりこを買ってきてドヤ顔で俺に見せつける。

彼女「旅っつったらこれでしょ!」
俺「車内販売もあるんだけどねぇ」
彼女「マジか!」

645 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:23:21.17 ID:x9+/iUde0

特急に乗る。
最初こそ彼女は特急ってすげえ駅すっとばすよね!
とか言って元気だったんだけど、そのうち疲れちゃったのか、しばらくするとすっかり眠ってしまった。

俺は、しばらく静かな時間を過ごすことになる。
よこの彼女を見ると、色々と、思うものがあった。

648 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:26:22.58 ID:x9+/iUde0

少し油断すると、こんな日がずっと続くと錯覚してしまう。
この三日間が終わった先にはどんなことが待っているのか…

考えたくなくても、嫌でも脳裏をよぎった。
ここで、俺は本当に泣きそうになる。
そして彼女に分からないように泣いてしまった。

特急の指定席で、一人で号泣した。
どうしてだったか分からないけど、すごく悲しかった。

651 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:34:25.78 ID:x9+/iUde0

こんなんではいけない。俺は、思いついた。今だ、と。
寝ている彼女の首に、気付かれないように、プレゼントのネックレスを巻こうと思った。
窓によりかかっていたので、すきまがあってた。
起こしてしまうかハラハラしつつも、どうにかこうにか彼女にネックレスを
つけることができた。

ビックリするかな。俺は不安と期待でドキドキした。

652 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 20:36:16.27 ID:QCtubbcK0

うわ、いいなー
微笑ましい

654 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:37:23.72 ID:x9+/iUde0

駅に着くまで彼女は熟睡していた。
ここまで上手くいくと思わなかったけど、しかしよく寝ていた。疲れたんだろう。

駅に着くアナウンスが流れる。
俺「さ、着いたよ。起きて起きて。」
彼女「え、あ…」

寝ぼけている彼女の手を引いて、俺は彼女を誘導した。

655 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 20:40:00.21 ID:cOF2U+4D0

これは・・・>>1ナイス!!!

656 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 20:40:05.66 ID:2apkvwPH0

イケメンだな>>1

662 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:42:26.71 ID:x9+/iUde0

ホームに降りると辺りは暗くなり始めていて、宵の口と言ったところだった。

彼女は降りると、う~んと伸びをして「よく寝た」とつぶやいた。
俺はドキドキだった。

彼女「わ!なにこれ…ネックレス?富澤?」
俺は「魔法だよ、きっと」と言うつもりだった。でも、

俺「誰かのいたずらか…?」
意味が分からないw

664 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 20:43:55.56 ID:cOF2U+4D0

>>662
おい。そこは魔法だろおぉぉおっぉ

665 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:45:54.81 ID:x9+/iUde0

かっこいいこと言おうとしたのに、彼女にこっちを見られると恥ずかしくなって、ついついおかしなことを言ってしまう。

彼女「えーww富澤でしょーwこれ可愛いなー。」
俺「うん…プレゼントだよ。すっごい似合ってる。」

本当に似合ってた。自分の選んだネックレスをつけている姿が、とっても、微笑ましかった。

667 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:50:32.37 ID:x9+/iUde0

瞬間、彼女は俺に抱きついてきた。

俺はビックリして心臓飛び出るかと思った。
俺「ぅお…!」ビックリして、変な言葉が出る。

彼女「ありがとう。絶対絶対、大事にするよ。」

勇気を絞って、俺も抱きしめた。
思えば、人生で始めて女の子を抱きしめた瞬間だったと思う。
とっても暖かくて、大事なものだって気がした。

673 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:56:02.63 ID:x9+/iUde0

高校時代毎日使っていた見慣れた駅のホームの真ん中で、
俺は確かに人の温かみを感じた。

人なんてほとんどいなくて、駅のホームには俺と彼女だけだった。
向いのホームには高校生がいたが。

しばらくその状態で、彼女がいきなり
「充電完了だー!」
と大声をあげるものだから、ぱっと手を離した。

675 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 20:56:30.31 ID:cHxXWezS0

花言葉は永遠の◯◯◯

677 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 20:57:23.09 ID:cOF2U+4D0

>>675
おっとそれ以上はやめてもらおうか。

678 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 20:59:56.61 ID:x9+/iUde0

改札をくぐる、なんだか照れくさくなっちゃって俺はぎこちない。
でも彼女はそんなのおかまいなしで、 「ほらら~らら~らら~♪」(聖剣LOMのドミナの曲)などと鼻歌を歌う始末。

ご機嫌だったんだろう。彼女は普段からよく歌う子だった。
「それ、聖剣だね!」なんていつものように俺もつっこめず、駅を抜けるとそこには迎えが待っていた。

701 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 21:54:02.83 ID:x9+/iUde0

迎えに来ていたのは、妹だった。
車で迎えにきてくれた。
「なんでアイツなんだよ…」
と思ったが、結果母親が来てもあまり変わらないので同じだった。

俺は彼女の荷物をずっと代わりに持っていたので、積みこむ。
俺「ごくろーさん」
妹「いえいえ」
彼女「こんにちは、わざわざありがとうございます。」
妹「こんにちはー」

妹は明らかにニヤニヤしていた。

705 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:00:44.01 ID:x9+/iUde0

妹「可愛いなー。同級生ー?」
俺「お前よりずっと年上だから」

彼女「いえ、全然気にせず接してくださいねw」
妹「こんな兄だけどよろしくお願いしますねー」

車内は女社会と化していたが、非常に和やかなムードで、妹と彼女も気が合いそうな感じで俺は安心した。

709 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:08:33.88 ID:x9+/iUde0

車で坂をのぼる。
俺の実家はちょっと坂の上にある。
店がまったくないわけでもなく、いい感じの田舎だ。

家につくと、待ち構えていたように母さんが出てくる。
「いらっしゃい!遠くからお疲れ様」
彼女「いえいえ、よろしくお願いします。」
彼女は、こういうところで礼儀正しくて、当然のことながら少し驚いた。

気のせいか、母さんも妹も、よそよそしくて落ち着かない感じだった。
無理もない。ダメ息子が急にこんな女の子を連れてきたら、面食らうってもんだろう。

711 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 22:10:31.76 ID:c7UXEoRe0

なんかこんなほのぼのした話を聞いてたら
すごくエンディングを聞くのが怖くなった。

713 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:15:03.82 ID:x9+/iUde0

母さんと妹はまだ晩飯の準備中だったらしく、彼女は手伝いたい、と言った。
俺は疲れてるんだから無理しないで、と言ったが、どうしてもと言ってきかなかった。

俺「母さんエプロンあったっけ?」
母「あれがあったわよアンタのが」

彼女は俺が高校の家庭科で使っていたエプロンを身にまとった。
「どうかな?w」
恥ずかしそうにエプロンを着て彼女は言う。
俺「いいねー最高だよ。」

720 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:21:34.63 ID:x9+/iUde0

その様子を見て母さんと妹が俺の方を見て不自然にニヤニヤする。
俺は「ほっとけ!!」と心の中で連呼した。

彼女も台所についてできることを一生懸命手伝っていた。
うちの家族に混ざって、楽しそうだった。

俺はそれを横目に見つつ勝手口の裏口で一服していた。
俺も手伝おうとはしたが、アンタ失敗するから、と妹に阻止された。

723 :忍法帖【Lv=2,xxxP】: 2012/01/16(月) 22:26:22.87 ID:JxN1HClsi

なんてほっこりすんだ!
うらやましー

724 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:28:36.27 ID:x9+/iUde0

その日は、カレーだった。
ウチのカレーはレトルトは使わず、スパイスとかも使って、無意味に凝っているものだった。

みんなで食卓に着く。
俺は若干の気まずさを隠しきれなかったw

彼女「こんなに本格的なカレー、おうちで作れちゃうんですね~」
母「まーこだわりだすとキリがないのよね」
母さんは鼻高々だった。

725 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:30:35.15 ID:x9+/iUde0

彼女「おいしい!美味ですよこれ!」
彼女が笑ってそういうとみな口々においしいと言い出した。

俺「うん、やっぱりおいしいね。」
妹「たしかに美味、だねw」

ご飯が進みだすと、妹と母さんが動き出す。

728 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:35:55.72 ID:x9+/iUde0

母さんは、「うちの息子の何がよかったの~?」
とか笑いながら聞き出すし、妹は妹で、彼女がオタ気質であることを知ると、途端に自分の好きな漫画とかの話を振りだす。

彼女は彼女で、「わたし一発芸とかできるんです」とかワケの分からないことを言い出すし、そうするとうちの妹も悪ノリしだすし、色々とてんやわんやなんだけど、楽しかったよ。
初めて食卓を共にしたのに。

729 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 22:37:16.93 ID:qqaCxJ9bO

幸せ過ぎて逆にツラい・・・

734 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:42:02.65 ID:x9+/iUde0

そのあとも、妹が「今日は面白いテレビやってないから」と言い出してアメトークのDVDを見だしたりした。

妹は終始馬鹿笑いしていて、彼女も「正気ですか!?」とかケンコバのものまねを始めだして、母さんが「果物食べる?」と聞けば彼女は味をしめて「正気ですか!?」と返したり、いや、楽しかったんだよ。本当に。

737 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:48:51.19 ID:x9+/iUde0

夜も更けて、そろそろ寝る体制に入る。
彼女は、俺のベッドに寝かせてあげた。疲れてるだろうし、明日もあるし、なにより体調を崩さないかすごく心配だったので、俺たちは早めに寝ることにした。

俺は毛布をしいて、床で寝ることにした。明日も、ある。明後日も。
明後日も、終わったら、その次は…?

夜になると途端に辛くなる。

部屋で二人になると彼女に言われた。
彼女「今日はすごく楽しかった。本当楽しかった。」
かみしめるように言う。

739 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:52:19.64 ID:x9+/iUde0

彼女と日常を共にしていると、あの病室に帰ることが途端におぞましく思えた。

でも、彼女はもっと、ずっと、帰りたくないんだろう。
俺は彼女に「楽しかったよ。今日は疲れたし、早く寝よう。」
とだけ言ってから、ずっと考え込んでいた。

母と妹に、病気のことを言ってないのが辛かった。
正直、俺も誰かに相談したくてしょうがなかった。

740 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 22:54:20.22 ID:TpERXDKCi

彼女の噛みしめるような言葉…

切なすぎる…

742 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 22:56:02.95 ID:x9+/iUde0

彼女も寝て、妹たちも部屋にいるのを確認してから、俺は勝手口に一服しに行った。
電話をかける決心をした。

親父に電話をかけた。
俺はもう、誰かに話さないとどうしょうもなく辛くなっていた。

750 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:12:40.62 ID:x9+/iUde0

親父「おう、どうしたー?」
俺「遅くにすまん、実は…」

俺は、彼女のこと、彼女の病気のこと、今すごく不安なこと、すべてを親父に赤裸々に離した。
男同士で、話したかった。聞いて欲しかった。

親父は多くは語らなかった。そして、俺に言った。
「絶対、最後までそばにいてあげろよ。つらいと思う。
でもお前が弱音吐いちゃだめだろ。
いつだってそばにいてあげろ、男と男の約束だ。」

752 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 23:14:09.91 ID:xGHrZAy10

親父…

754 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:15:02.31 ID:x9+/iUde0

親父は古風で、頑固な人間だった。
そんな親父の言葉は、俺の胸に強く響いた。

絶対に最後まで一緒にいよう。何が待ってるか、分からないけど。
青臭い小僧の俺が一人でずっと抱えていたことが、親父に話したことで、とても軽くなった気がした。

757 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 23:19:42.78 ID:1T5A/N4b0

親父でかいな

758 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:20:48.60 ID:x9+/iUde0

俺は親父に話して、すっきりした。
部屋にもどると、さっきまでの不安が嘘のように、スムーズに眠りに落ちた。


気付くと、窓から明かりがさしていた。
実家の俺の部屋は一つの窓にカーテンがなく、朝日は入り放題なのである。
起きると、彼女は俺の机で何かをしているようだった。

俺は寝ぼけていて、状況を読み込めず、目覚めて彼女がいること自体に驚いた。

762 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:26:24.63 ID:x9+/iUde0

朝飯を食べて、いざ出かけよう、となる。
前々から話していたが、彼女はとりあえず俺の育った町や場所を見て回りたいのだという。
俺は本当に楽しいのだろうか、と若干の不安があったが、彼女がやっぱりどうしても、というのでそうすることにした。

彼女「今日は一日動きまわるねー!」
俺「無理しちゃダメだかんね。」

俺はさっそく車のキーを握って車をだそうとした。

766 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:30:52.43 ID:x9+/iUde0

すると彼女は珍しくぐずった。
俺はよく分からなくて、車乗らないの?と聞く。

彼女「自転車、あるよね…?自転車乗りたい」
俺「あ、そうなんだ。でも2台あったっけなー?」
彼女「そうじゃなくて。二人乗り…しようよ。」

俺「え?」
彼女「ずっとしてみたかったんだ…二人乗り」

767 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 23:34:02.75 ID:CCqLDcq10

もうダメだ・・・
モニタが見えねえ

768 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:34:49.85 ID:x9+/iUde0

俺「だめだよ、あぶないし、体に負担かかって疲れちゃうよ…」
彼女「わたし一度も二人乗りってしたことないんだよ…」

そう言われると、弱い。
かくいう俺も人生で一度も二人乗りをしたことがなかった。
だから怖い、ということもあったのだが。

俺「分かったよ。じゃあすぐ近くの俺の小学校まで、だけね。」
彼女「やったー!じゃあグローブ持ってこうよ!」

笑顔になってはしゃぎだすのを見ていると、仕方ないかって思えた。

774 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:40:03.70 ID:x9+/iUde0

彼女は「どう座るんだ?」ってつぶやきながら荷台にちょこんと座って笑った。

俺「それでいいんじゃないかなw
 よし、じゃあ俺が乗るから一回降りて」
彼女「やったー!」

荷台に乗せて気付いたが、彼女は嘘のように軽かった。
家を出て、ろくに車も通らない農道のような坂道を下っていく。

彼女は、とてもごきげんだった。

781 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:50:21.01 ID:x9+/iUde0

彼女は歌い出した。
「かーみーさーまー!ひとつきいてくれよー!」
それは彼女が好きだった藍坊主のテールランプだった。

俺も楽しくなって、一緒に歌う。
「かーぜーきるー!あしをーぼくにくれよー!」

はたから見たら馬鹿丸出しなんだけど、もう、どうでも良かった。

786 :名も無き被検体774号+: 2012/01/16(月) 23:55:40.19 ID:x54nf88mi

想像したらなんか微笑ましいのにすげえ切ない

787 :1 ◆WiJOfOqXmc: 2012/01/16(月) 23:55:54.10 ID:x9+/iUde0

彼女はごきげんだった。色んな歌を俺に歌ってみせてくれた。
彼女は歌い終わると、
彼女「こら、拍手しろ!」
俺「どうやってすんだよww」

このやりとりを数回に渡って繰り返したw