年下男に求愛され続けてた話していいですか

青文字⇒掲示板主(ID:qz16+yn70さん)の発言

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『>>○○』は○○番の発言に対する返答


1:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 01:58:48.96 ID:qz16+yn70

出会って十年は経つし、会話とかはうろ覚えなんで多少脚色しますが
少し長くなりそうなんで、覚えてる限りのエピソードしか書かないつもりですが、
私が途中で飽きたらすみません
あと文才ないんで読みにくかったらすみません

5:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:00:49.49 ID:yHkCoS2r0

スペックはよ

6:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:01:07.39 ID:qz16+yn70

スペック
女24です

7:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:02:03.98 ID:yHkCoS2r0

続けたまえ

8:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:03:09.74 ID:qz16+yn70

私と彼が出会ったのは、私が中2、彼が小5の時でした
当時の私は学校が終わっても部活には行かず、町立の図書館に直行していました
その図書館は建設されたばかりで清潔感があったし、ビデオルームや雑誌コーナーもあったりして、
時間つぶしには最適だったんです
別に読書は好きでもなかったので、大概の時間は窓辺にあるソファーを独占して
雑誌を読んだり人間観察をしたりしていました
というか、図書館に通う中学生の私って文学少女みたい☆なんか異端でかっこいい☆とか厨二病こじらせてました
まぁそんな感じで人間観察してたら、よく見る顔ぶれってのがあって
その中の一人が彼でした
メガネをかけていて、小さめな男の子
身長が低いのでランドセルがとても重そうに見えたのが印象的です

10:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:06:42.60 ID:qz16+yn70

彼はいつも私より先に図書館へ来ていて、閉館時間ぎりぎりまで本を読んでいました
(本って言っても漫画だったり地図帳だったり)
そして私が彼を覚えるようになった大きなきっかけが、住んでいるマンションが同じだったからです
私も図書館には閉館時間ぎりぎりまでいたので、帰る時間も帰る場所も彼と同じ
片方が数十メートル先を歩き、片方が先行く相手を追い越さぬよう絶妙なスピードで歩く
そんな暗黙の了解的な雰囲気が出来上がり、お互いなんだか気まずい帰宅時間が続きました
けれどそんな気まずい雰囲気を私が壊しにかかりました
元々人見知りではなかったし、何より夕焼けをバックに一人歩く少年の哀愁に、
いたたまれない気持ちになったからです
そう、彼はなんとなく悲壮感を漂わしている小学生でした

11:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:09:34.40 ID:qz16+yn70

なんでか解らないけどかわいそうな気持ちになってきて、
私から「一緒に帰ろう」と声をかけました
突然後ろから声をかけられた彼は、変質者を見るような目で私を見ました
「私のこと解るでしょ?よく図書館で会うじゃん」
「あぁ…はい…解ります」
声たけぇwと思ったのを今でも覚えてます
それからは私の独壇場で、気まずさを振り払うかのように喋り続けました
図書館からマンションまでは20分弱
彼はひたすら聞き役にまわり、「…あぁ」「そうなんですか…」としか言いませんでした
なので「何年生?」と聞いてみました
「五年です」と彼が言った瞬間、私は吹き出しました

13:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:13:08.24 ID:qz16+yn70

「ちっちぇw三年くらいかと思ってたww」
そう笑う私に、彼は「うるせぇババァ」と極々小さな声で言い、走り去って行きました
まぁ追いかけましたけど
「誰がババァだガキのくせに」そう言いながらランドセルを捕まえてやりました
離せーと暴れる彼に「馬鹿だなーランドセル脱げば逃げられるのに」と言うと、
彼は言われた通りランドセルから脱皮し、走り去って行きました
今度は追いかけず、そのランドセルを持ち帰りました
その晩、彼が悔しそうに私の家にランドセルを取りにきました
「返してほしければババァと言ったことを謝れ」
ニヤニヤしながら言う私を見て、彼は泣きそうになっていました
「それが嫌なら、これから毎回一緒に帰ると誓え」
毎回あんなに哀愁漂わせて帰られたらたまったもんじゃないので、私はそう提案しました
彼はポカンとした顔で「わかった」と言いました

これが私達の出会いでした

12:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:11:02.52 ID:yHkCoS2r0

悲壮感漂う小学生とかやばいなw

14:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:19:04.90 ID:qz16+yn70

>>12
あいつ俯いて歩くから余計にwww

出会いだけでもこんなに長くなっちゃって先行き不安です
こっからは淡々と書いていきます

それから毎回一緒に帰宅するようになると、最初は人見知り炸裂していた彼も
私の問いかけ等にはしっかり答えるようになりました
「なんで図書館に来ているの?」
「家にいてもすることがないから」
「友達と遊んだりしないの?」
「別に」
「友達いないの?」
「」
「どwwんwwまwwいww」
「わらうな!」(顔真っ赤)
「良かったね、友達できて。嬉しい?」
「?」(きょとん)
「私が友達になってやってんじゃん」
「友達と思ってないし!!」(真っ赤)(バタバタ)
まじでこんなガキでした

17:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:23:42.57 ID:qz16+yn70

それから私達は「けんご」「ゆうちゃん」と呼び合うようになりました
(ちなみに仮名です)
けんごと話をしていくうちに、たまにビックリするくらい大人びたことを言うことに気付きました
というか、同年代の男の子達より断然落ち着いているのだろうなという印象です
感受性も豊かで、人の気持ちにも敏感でした
だけどたまに見せる子供らしさが可愛かった
ムキになって怒ったり、くだらない言い合いをしたり、
初めてできた年下の友達に私は夢中になっていました

19:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:29:05.49 ID:qz16+yn70

帰宅途中の夕焼けが私たちをセンチメンタルな気分にさせるのか、お互いのシークレットゾーンに踏み込むことも多々ありました
私の話で言うなら、両親が不仲な事、親友と呼べる人間がいないこと、あとは生理痛が怖いこと等々
彼の話で言うなら、彼は五年の始めに転入してきたこと、転入初日にみんなの前でゲロを吐いてしまったこと、
それから距離を置かれるようになってしまったこと、苛められているわけではないので悲しくはないが寂しい時もあるということ等々

時にはお互い涙混じりに話すこともあったりして、私は「あぁ青春だ…」と一人噛み締めたものです

それからはいつも一人で座っていた図書館のソファーに彼をお招きしたり、彼の部屋に遊びに行ってゲームをしたりと、
同級生とは遊びもせず彼とどんどん仲良くなっていきました

22:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:31:02.79 ID:5bePVdRp0

小5のいたいけな男の子に生理痛の話かよwwwwww

26:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:37:34.51 ID:qz16+yn70

>>22
当時私気絶するほど重たかったんでw
けんご震えながら聞いてたw


そして私が中三、彼が小六になりました
受験生の私は塾に通い始めました
すると当然のように彼との時間は減っていきました
でもたまにマンションの前で待ってるんですよね、塾帰りの私を
マンション前に自販機が設置されてたので、それを言い訳にして
そんな時は数十分くらい構ってあげて、
「けんごー!寂しいからって泣くなよー!」とお決まりの捨て台詞を吐いてバイバイしてました
それでも少しでも時間が空けば、彼の自宅に電話をしたり、家に乗り込んだりしていました
やっぱ奴の哀愁がそうさせてたんだよね

28:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:45:01.18 ID:qz16+yn70

でもまぁ塾の甲斐なく、私は推薦で高校合格
そっからはまた図書館へ通い、彼の相手をしていました
「(受験の時)寂しかった?」と聞くと「ちょっとだけ」と答えるようになったり、
ちょっとずつ素直になっていったのも可笑しかったです

30:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:51:40.82 ID:qz16+yn70

そして忘れもしない卒業間近の2月
「高校に行ったら前のようには図書館に通えないかもしれない」と、
彼のベッドに寝転んで私は告げました
「なんで?」と聞く彼に、通学時間が増えること、生活が変わっていくことを説明しました
その時の彼の哀愁度合いも半端じゃなかった…
犬みてぇwと思いました

なので携帯を買ってもらうようにアドバイスし、いつでも連絡は取れるからと諭しました

34:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:53:46.99 ID:qz16+yn70

私は彼の部屋で仮眠を取ることが多々ありました
その日も気持ちよくウトウトと微睡んでいました
「寝たの?」と彼が声をかけてきたのですが、なんとなく寝たふりを決め込んだ私
近付いてくる衣擦れの音、閉じた瞼の中がスッと暗くなった感覚、
彼が上から私を見下ろしている気配に気付きました
今ここで「ワァ!!」って飛び起きたらビックリするだろうな、とタイミングを図っていたら
唇に少しカサついた感触が降ってきました

38:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 02:58:59.80 ID:qz16+yn70

ビックリして目を開くと、彼が眼鏡を外し、ギュッと目をつぶって私にチューしていました
これはヤバイ!と思った私は再び瞼を閉じ、寝たふりを続行しました
しばらくすると彼は口を離し、大きく深呼吸を繰り返していました
「息止めていたんだな」なんて悠長に思いながらも、
初キスを奪われたショックと突然の彼の行動に戸惑っていました
まぁ気付いたら本当に寝てたんですけど
起きて何事もなかったかのように帰宅しました

でも私は次の日から彼を避け始めました
図書館へも通わず、家にかかってきた電話も居留守を使いました
一週間かそこらだったんだけどね

41:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:00:34.25 ID:/LIEGH1D0

なんだろ
最初ふざけて書き込んだけど
見てたら胸がきゅんきゅんしてきたぞ…?




これが…動悸??

43:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:02:00.96 ID:ftjIWc190

罪な女やで

44:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:04:29.13 ID:dTzL9e080

>>43
罪やなー

45:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:04:47.23 ID:qz16+yn70

するとある日の夕方、
母が「ポストに入ってたんだけど身に覚えある?」と声をかけてけました
ノートを1ページ破った紙が四つ折りされていました
中を開くと
「ごめんなさい」と一言だけ
お世辞にも上手とは言えないその字に、見覚えがありました
瞬時に、あの悲壮感溢れる後ろ姿を思い出しました
すごく胸が痛んだのを覚えています

その夜、少し勇気を出して彼の家に電話をしました
電話に出た彼は相手が私だと解ると黙り込みました
「明日から図書館行くけど、あんたは?」と聞くと
「いく」と小さな声で返事をしました

49:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:06:59.98 ID:yHkCoS2r0

ついに 「いく」 入りましたあああああああああァァー!!!!!!!

51:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:12:47.02 ID:qz16+yn70

そして次の日
図書館に気まずそうな彼がいました
二人で黙って本を読み、閉館時間になったので帰り始めました
しばらく無言で歩いていました
私はなんて声をかけていいか解らず、また彼の気持ちを知るのも怖くて悩んでいました
すると隣を歩いていたはずの彼が視界から消えたのです
後ろを振り返ると、下を向いて立ち止まっていました
彼の唇がもごもご動いているのに気付きました
咄嗟に私は「気にしてないから!帰るよ!」と彼より先に言葉を発しました
彼からの告白を阻止したかった
何故なら私は中学三年生で、彼は小学六年生だからです
小学生の告白にまともに受け答えする余裕も自信もなかった
目の前の男の子のランドセルが子供の象徴にしか見えなかった
私は彼を弟のように思っていたのです

53:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:15:53.05 ID:dTzL9e080

>>51
阻止されると、余計に腹をくくるのが子供のパターンだからな

54:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:18:13.13 ID:/LIEGH1D0

>>53
そう思わせて実は1の誘導

55:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:19:44.97 ID:dTzL9e080

>>54
罪な女やで

52:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:13:11.62 ID:dTzL9e080

1は美人なのか?

69:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:35:01.43 ID:qz16+yn70

えへへすみません・・・
ついでに>>52
美人ではないです
でもゆうちゃんにしたのは黒澤優に似てるって言われるので
すみません・・

今の子は黒澤優知らないですよね

59:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 03:23:28.52 ID:qz16+yn70

この関係が壊れるのも嫌だったし、直接的に彼の気持ちを拒否して彼の傷付く顔も見たくなかった
だから彼に告白させないように私は彼を黙らせました

そして再び並んで歩き出した時、
「高校で彼氏できたらいいなー」と私は言いました
もちろん心の中では謝り続けました
彼の顔は見れなかった
視界の端っこに映っていた彼はうなだれて「うん」とだけ言い、
無言で帰りました



続きは起きて出かける前に書きます
やっぱり長くなるなぁ
書き貯めってすぐなくなるなぁ
でも高校編は淡々といけるかも
読んでくれてる人いるのか解んないけど、駄文にお付き合いいただきありがとうございます

78:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 04:50:08.13 ID:tLzFA9nI0

おもしれーけど、なんか切ねえええ

79:名も無き被検体774号+:2012/10/14(日) 08:21:08.75 ID:nuYFsHzN0

なんかもうキュンとした!
子どもの時の気持ちが良いね!

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