定年退職の日、30年間通い続けたお店の店主に初めて話しかけた
カテゴリー: 笑える話
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108:本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 22:34:50 ID:1zl/3zIXO
今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男がひとり、駅前の立ち食いそば屋で一杯のそばを食べている。
エビの天ぷらが一尾のっかった一杯500円のそばだ。
男は30年も前からほぼ毎日昼休みこの店に通っているが、一度も店員とは話したことがない。
当然、話す理由なども特にないのだが、今日男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。
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「おやじ、今日俺退職するんだ。」
「へぇ・・・。そうかい。」
会話はそれで途切れた。
ほかに特に話題があるわけでもない。
男の退職は、今日が店を訪れる最後の日であることを表していた。
すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらがもう一尾乗せられた。
「おやじ、いいのか。」
「なーに、気にすんなって」
男は泣きながらそばをたいらげた。
些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなった。
男は退職してからも、この店に通おうと心に決めた。
男は財布から500円玉を取り出して、
「おやじ、お勘定」
「へい800円」
みんなの反応
2:おもしろい名無し:2013/10/27 1:39:12
※1
お前のメンタルの強さに吹いた
3:木刀:2013/11/17 4:47:52
メンタル!!
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1:おもしろい名無し:2013/09/01 9:02:30
これ見ながら栄光の男聴いてた